あーとぶれいくについて
現在、ふたつの会場にて月イチで図工室をレギュラー開催しています。五反野ふれあい通り沿いの「コワーキングスペース ツナグ」では、毎月第三土曜日の朝に開催。また、亀有の「ルイスのお家」でも月イチのレギュラー開催が始まりました。いずれも単発でのご参加が可能です。
絵は誰にでも描けるってほんと?
本当です。絵を描くなんて何十年ぶりでも、その出来映えに驚くことでしょう。「そっくりに描かなきゃ」「上手に描かなきゃ」という思い込みを捨てること。そして、自分の感性を信じること。これらは臨床美術の基本的な考え方であり、創作の基本でもあります。
そもそも臨床美術って何?
脳の活性化には、視覚的、直感的な作業や芸術活動が効果的であることは知られています。臨床美術とは、認知症の改善やケアを目的として1996年に実践研究が始まった芸術療法です。認知症のケアからスタートした臨床美術ですが、現在では子どもたちの感性教育や、社会人のメンタルケアとして企業で取り入れられるなど、年齢や対象を問わず拡がりをみせています。
普通の美術教室と何が違う?
まず目的が違います。技術の習得をめざしません。上手い、ヘタを基準としません。端的に言えば、アートによる「こころの解放」です。描くことを通して、ほっこりしたり、すっきりしたり、アタマとこころのスイッチを切り換える時間を提供します。プロセスも違います。専門的な技術を用いつつも、誰でも無理なく取り組めるよう工夫を重ねています。使用する画材もさまざまです。
どんな人が参加してるの?
子どもからシニアまでどなたでもご参加いただけますし、子どももおとなも一緒に制作しちゃいます。シニアには脳活や介護予防として。子どもには感性教育として。また、忙しいビジネスパーソンにも、発想の転換や創造力開発としてぜひお勧めしたい。なぜなら、アートは「ロジカル」や「生産性向上」といったビジネスでは当たり前の考え方とは真逆のアプローチをするからです。